五服目：cappuccino choco カプチーノチョコ レビュー
本日レビューするのは、チョコレートフレーバーの『カプチーノ チョコ( cappuccino choco )』です。
皆さん、チョコレートはお好きですか？
私はめちゃくちゃ大好きです。
食べるも良し。飲むも良し。嗅ぐも良し。
それは勿論、手巻き煙草でも！
ブレンドに使いやすいこともあり、手持ちに｢CHOICE ダークチョコレート｣を切らさない様にしている私ですがーー。
正直な話、チョコレートフレーバーはチョコというよりも微糖ココアと感じる物が多く、それはそれで美味しいのですが、期待外れなのは否めなかったので、初めて吸うこちらはどんな喫味か楽しみです。
♛ cappuccino choco ♛
価格：40g ¥1,220 ☞ 0.5g ¥15.25
【About】
価格：40g ¥1,220 💋 0.5g ¥15.25
生産：ドイツ
附属ペーパー：CARTEL スローバーニング 50枚
ドイツの煙草会社PÖSCHL(多分ぺシュル？)から、昨年の10月に新発売されました。輸入販売元は柘製作所。
元々、カプチーノ(cappuccino)はコーヒーフレーバーのみだったんですが
今回チョコとバニラが発売された事によって、カプチーノはシリーズ物となった訳です。
こちらの会社からは他にも、JBRやRed Bull、Pueblo等が出ていて
その中でも、レッドブルは吸ったことがある方も多いと思います。
付属ペーパーですが、開けてビックリ( Ꙭ )コイツ中々優秀です。
『CARTEL』というメーカーのスローバーニング50枚がついています。極薄の漂白タイプで、糊は勿論ナチュラルガム。
アークロイヤルでも思いましたが
巻紙がイケていると、それだけでもシャグの印象が良くなるから不思議です𐤔𐤔
パウチのパッケージも、チョコレートらしい茶色のカラーリングに、｢choco｣とだけ短く書いてあるのも、遊び心を感じさせます。
【シャグの状態】
塊を解すと、フレーバーシャグの平均的な水分を含んでおり、直ぐに吸える状態でした。
私はこの時期、もう少しだけ加湿してある方が好みなかな( ᐛ )σ
追記……季節も勿論関係していると思いますが、それでも比較的乾燥しやすい印象がありました。開封後は気密性の高い物に移すのがベター。
カットは平均的な刻み幅で、いわゆるゴミシャグ*1と呼ばれる物は少なかったです。(ロットによるかもしれないが)
葉の色合いは、平均的なブラウンに少し明るいライトブラウンの葉が混ざっていました。
【香り】
開封し鼻を近づけてみると━━
チョコだけではなく、ナッツ特有のくぐもった深い香りが共存し、明〇アーモンドチョコを彷彿とさせます( ᵒ̴̶̷̤໐ᵒ̴̶̷̤ )
チョコ５:木の実５位のフレーバーでしょうか？
アーモンドチョコをガリっと噛み砕いてる時の香りにとても近いと思いました。
嬉しい事に、チョコフレーバー自体もスイートチョコやミルクチョコの様に甘い香りです。
嫌なケミカルさも特に感じず、まるで本物のお菓子の様。
珈琲と最高に相性が良さそうです。
ですが、何故でしょう。
ふと半乾きのタオルの様な、決して良い香りじゃない臭いがチラつくんだよな。
【喫味】
ペーパー：Raw classic レギュラー
フィルター：Smoking slim brown 15mm
：pure slim 18mm
フィルターはノーマルタイプと、
両切り派におすすめなスモーキングスリムブラウンで試しました。
フィルターの違いに関してですが、
簡単に説明すれば、スモーキングスリムブラウンは通常のフィルターより
ペーパーチップの様に、香りや喫味がダイレクトに入ってくる。
と言ったところでしょうか。
⚠あくまでも個人的な感想です。シャグの状態や体調、その他、香りや味の感じ方には、個人差があるとご理解ください。
まず一言。
えっ、うま…ちゃんとチョコじゃん！でした。
他メーカーさんのチョコレートフレーバーは、香りは甘くチョコレートの形はしていても
味わいは、苦味のある72%チョコや微糖ココアの様で、煙草自体の旨味も淡白なんですが
こちらはまろやかな甘味があり、程よい強さのチョコレートフレーバーが口内でまったりと泳ぎます。
鼻から抜くと、シャグでも感じたナッツの香りがチョコを引き立て、煙草感もきちんとあるので、非常にバランスの取れたシャグだと思いました。
辛味や酸味は少なかったです。
時折、煙を吐き出すとカカオの香りが華やかに開くのも面白い。
あっ、、、半乾き臭はもちろん無かったのでご安心ください。笑
ちなみに、加香シャグは喫味がライトな傾向でチェーンになりがちなのですが
珍しく1本でも満足感を得られる事から、タール等の強さは6~8mg位に感じました。
フィルターでの差異も解りやすかったです。
どちらも美味しいですが
スモーキングスリムブラウンの場合は、煙草特有の苦味に引っ張られ、ノーマルフィルターと比べれば若干微糖なチョコレート。
pure スリムフィルターで吸った場合は、苦味がある程度カットされる分、ストレートに甘さを楽しめ、上品なチョコレート着香と相まって、スイートチョコの様な印象。
どちらの場合も、チョコレートをしっかり感じ、喉へのキックや刺激はマイルドでした。
もしチョコレート着香のシャグを探しているならば
CHOICEダークチョコレートか、こちらのカプチーノチョコをお勧めします。
この2つの違いは
チョイス：ダークチョコレートとある通り、
カカオ75%チョコレートの様な、ほろ苦さが前に出た大人な味わい。吸っている本人にはチョコより無糖のココア感。葉自体の旨味もあっさり淡白。主流煙より副流煙の方がチョコレートの香りが全面に出ています。ルームノートはかなり強く、後には甘いチョコレート香が暫く残ります。味わいにチョコの甘さを求める方は拍子抜けすると思われます。吸いごたえは軽いので、軽めな煙草がいい人に◎！
極端に言えば、チョコの香り重視の方向け。
カプチーノチョコ：ナッツの入ったスイートチョコといった印象。煙草感も感じられ、苦味も少なくまったりとした甘味がある。香りの強さも程よくバランスのいいシャグ。
ルームノートは、フレーバーの一般的な強さ。
1本でも満足感を得られる事から、喫味はミドル。その割には刺激は少ないと感じました。
極端に言えば、チョコの味わい重視の方向け。
また、スタンレーヘーゼルナッツにも少し似ているので、そちらが好きな方にもお勧めです。
✄- - - - - - ｷ ﾘ ﾄ ﾘ - - - - - ✄
✯ジャーニーパイプ2ver
紙の燃える香りや、フィルターを通さない分、上記の特徴がより強く出ていました。
加えて、やはりフレーバーシャグにしては喫味が強いシャグなので、強く吸うとむせます。
火付きも良く、煙量も豊かなので
ファインパイプ・ショートスモークパイプ・煙管をお持ちで、吸いごたえのあるフレーバーシャグを探しているならおすすめですね。
【感想】
(5点満点中)…2.5が平均(or普通)
お気に入り度*2☆3.5/5
オススメ度☆4/5
初心者へのオススメ度*3☆4/5
甘味☆3.8/5
酸味☆1/5
苦味☆2.3/5
辛味☆2/5
コク☆4/5
クセ☆2.5/5
ルームノート[周囲への香り]☆3/5
ボディー[ニコチンや刺激、喫味の強さ]☆3/5
チョコレート度☆5/5…バランス型
私は基本的にフレーバーとは、｢必ずしも着香が強ければ強い程旨い訳ではない｣と考えています。
それを踏まえた上で、カプチーノチョコは香りや甘味は然ることながら、きちんと煙草感もあり、上品で完成度の高いシャグだと思いました。
そして、まろやかでゆったりとした香喫味なので、リラックスしている時に嗜みたくなります。
個人的に、チョコを買うならこれ！と思う程気に入り、とても美味しかったです。
難点があるとすれば、これだけをずっと吸っていると飽きてしまうので
珈琲と一緒に、デザートの代わりに、寝る前に、といった1日の中のアクセントに取り入れたいと思います。
ルームノートは☆3ではありますが
若干残りやすいと感じたので、吸う場所には配慮した方がよさそうです。
個人的には、単体で十分美味しいですが
もしブレンドしたい方がいれば……
✓香りにクリーミーな甘さを足すなら、バニラシャグを2~3割程。
✓メリハリを出し、大人テイストにするならば、同シリーズのカプチーノ無印を1~2割程。
といったところでしょうか。
なお、チョコのブレンドで定番のミントやメンソールですが、カプチーノチョコに至っては相性が悪いと思います。
リピートは主に、寒い時期の秋〜春先にかけてがメインとなりそうです。
それでは長くなりましたが、カプチーノチョコのレビューをこれにて終わりと致します。
最後までお読み頂きありがとうございました！
皆さん、良き喫煙ライフを〜\❤︎/
