ニ服目:Colts vanilla コルツバニラ レビュー
本日はコルバこと、『コルツ・バニラ(colts vanilla)』をレビュー致します。
薄く目を開くと
カーテンから漏れた朝日にちらちらと照らされ、自分の息が白い事に気付く。
「やべぇ、寒くて布団から出られない」
起こしかけた上半身を、勢いよくベッドに沈め、襲い来る睡魔との闘いが始まる。
そんな毎朝を送る、今日この頃。
冷気に晒されながら、くゆらせる煙草のなんと美味いこと旨いこと。
私は昔から、寒い季節に吸う煙草が大好きなのであります。
さてそんな寒い冬に合う、濃厚な甘いバニラ着香の煙草と言えば『コルツバニラ』。
常喫の一つにしている方も非常に多い、定番の中の定番商品ですね。
甘い香りが好きと言えば、先ずはこちらが勧められるのではないでしょうか?
♛ Colts vanilla ♛
【About】
40g / ¥1.040 ☞ 0.5g / ¥13
生産:デンマーク
スカンジナビアン・タバコ・グループ(STG)から出ているコルツシリーズ。
3種の煙草葉がブレンドされています。
因みに、付属のペーパーは、コルツオリジナルのフリーバーニング(若干薄め)50枚入でした。
未開封の状態でも濃いバニラが香るので
他のシャグや、持ち歩くバッグやポーチに香りが移らないよう、持ち歩き方法や保存方法を前もって考えておいた方がいいと思います。
パウチのまま保存するのならばジップロック1枚位では力不足です。
また超が付く人気定番商品なので、手巻き煙草を扱っているお店ならまず置いてあり、手に入れやすいでしょう。
【シャグの状態】
前情報ではGV並にしっとりしていると聞いていましたが
一般的なフレーバーシャグと同程度の湿り具合で、気持ちパサついていました。
たまたま在庫が古い物だったのでしょうか?
葉の色合いは、ブラウンとライトなイエローブラウンの葉が混ざっていて、全体的に見ると明るいカラーです。
刻み幅は平均より少し細めで
主脈の輪切りや茎も少ないですが、適度に混ざっていました。(ロットによると思います…)
暫く触っていると手がベタつくので、本当にお菓子に触れているのかと錯覚しそう。
湿り気も程よく刻み幅が細い為、纏まりやすく巻きやすいと思います。
なので、ドローが悪くならない様によく解してからふわっと巻くのが吉。
【香り】
開封すると、バニラエッセンスを鼻の穴に塗りたくったんか?レベルで、濃厚で強い香り。
実際気になってバニラエッセンスと比較すると、コルバの方がクリーミーな香りです。
近くにいた甘党の妹が
「なに食べてるの?私も食べたい٩( ᐛ )۶」と言ってきた程の、お菓子の様な甘い匂いが空間に広がります。
シャグ自体の香りは、濃厚✖️3なバニラ。
それ故にプリンというか、バター系というか、何とも例え難いもったりと重みのある香りです。
この香りを、たまらないと捉えるか、甘ったるくしつこいと捉えるか。
ここでまず、好き嫌いが別れるかもしれません。
数多くあるバニラ系フレーバーのシャグとは、似て非なるコクの強いバニラが、コルバの特徴ですね。
【喫味】
✯ 手巻き煙草 ver…
ペーパー:Raw classic レギュラー
フィルター:Smoking slim brown 15mm
:pure slim 18mm
フィルターはノーマルタイプと、
両切り派におすすめな、スモーキングスリムブラウンで試しました。
簡単に説明すれば、スモーキングスリムブラウンは通常のフィルターより、良くも悪くも香りや喫味がダイレクトに味わえる。と言ったところでしょうか?
さて、説明もこの辺りでレビューをば
⚠あくまでも個人的な感想です。シャグの状態や体調、その他、香りや味の感じ方には、個人差があるとご理解ください。
口や鼻から抜ける香りは、 先程迄の強烈とも言えるバニラの力強さが一転、まろやかに落ち着きます。
数字にするなら、シャグの状態が10だとしたら半分に落ち着くかな?
とは言え、依然はっきりどっしりバニラだと解りますが…
なお濃厚故か、大量のバニラとバターと砂糖で作ったキャラメルソースの様な、そんな香りと味わいを持っています。
その濃厚なバニラ香も、これといったケミカルな印象は抱かなかったので、上質な着香だと思います。
甘味自体に焦点を当ててレビューするなら、GVと似ているかな?もったりした強い甘味です。
そして、よくあるバニラ着香が『お香っぽさのある少しドライなバニラ』なら
コルバは真逆の『甘いお菓子系のオイリーなコクバニラ』。
加えて、甘さ全開の中にも辛味や酸味は少なく、スムースな煙草感も感じられ、
程よい苦味に少しの塩気を伴い、喫味の強さも軽く吸いやすいと思いました。
しかし、久々に吸った時や体調によって、胸焼けしてしまう時もあったので
慣れない内は、吸い方を工夫した方が良さそう。
追記……クールスモーキングを心掛けると、上記で色々書いたコルバが味わえる。
反対に、クールスモーキングでなくても、バニラが落ち着き煙草感がより出る喫味になるだけで、不味くなるかと思いきや普通に美味しい。
要するに、喫煙技術がそれ程でも、気軽に吸える優秀なシャグ。
フィルターでの違いですが、私の場合はノーマルタイプのが気に入りました。
目の詰まったアセテートフィルターのおかげでコルバの雑味や、強過ぎるバニラの甘さがマイルドになり、気楽にコルバを楽しめました。
この個性的なコクの強い甘さと、煙草としての吸いやすさに「成程ハマる人はハマるとはこれなのか」と納得出来るシャグですね。
喫煙後も部屋に漂うバニラに溺れそう。笑
主流煙よりも副流煙の方が、クリアなバニラが前に出た香りでした。
コルバを吸い続けると、他のバニラでは物足りなくなると思います。
吸いごたえは軽く、主観ですがタールは体感3~5mg前後位の強さに感じました( •︠ˍ•︡ )
✯ジャーニーパイプ2 ver…(オマケ)
紙の燃える臭いや雑味が無い為、クリアで美味しそうなバニラをダイレクトに感じられます。
手巻きと違い、喉へのキックも中間位の強さに感じました。
他のシャグと比較するとジュースが出やすかった為、ファインパイプ・ショートスモークパイプで吸うならば、吸い方に気をつけた方がいいかもしれません。
【感想】
(5点満点中)
お気に入り度*1☆2.2/5
オススメ度☆2.5/5
初心者へのオススメ度*2☆4/5
甘味☆4/5
酸味☆1/5
苦味☆2.3/5
辛味☆1/5
コク☆味は3.5/5 香りは5/5
クセ☆5/5…もったりしている為
ルームノート[香り]☆4.5/5
ボディー[ニコチンや、喫味の強さ]☆2/5
バニラ度☆5/5
いやはや、、、シャグの状態からは予想だにしなかった、実にバランスの取れた煙草でした。
ファンが多いのも納得です。
事実、これでもかと言う程着香されているのに、煙草感も感じられるシャグはそう多くはありません。
キャラクターは濃いですが、お利口さん。
人間に例えるなら、真面目系黒GALといった感じですか。
ただルームノートは強いので、吸う場所は配慮が必要です。
また美味しいとは思いますが、40gと量が多く、コクの強いバニラなので、バニラジャンキーで無ければ飽きが来るのも早いと推測されます。
反対に、ハマれば「バニラシャグはこれしか有り得ない」といった中毒性があるということです。
私としては香りの濃度を落とし、吸いごたえがもう少し欲しいので、普段は比着香シャグとのブレンドをしています。
そして、美味しいとは思うのですが「吸いきったら、暫くは要らない」と感じてしまったので、お気に入り度は☆2.2と致しました。
割高でもいいから半分の量のラインナップがあればな〜。
別の加香シャグにブレンドするならば、比率を少なくしないとコルバが食ってしまうので、10の内1~4割迄がいいと思います。
コルツシリーズでは近々
ジャスミンのフレーバーのシャグが出るらしいのでめちゃくちゃ楽しみです(◍˃ ᵕ ˂◍)
追記:コルツフルーティージャスミンレビュー記事投稿致しました。
それでは長くなりましたが、これにてコルツバニラのレビューを終わりと致します。
皆さん、ルールを守って良き喫煙ライフを( ¨̮ )︎︎❤︎︎
ありがとうございました!
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