シャグのブレンド 《手順・方法》
手巻き煙草と言えば、ブレンドして自分好みの1本を作れるのが醍醐味・長所とも言えます。
皆さんはどんなブレンドをしていますか?
なかなか思った様なブレンドが出来ないという方は
✓今までに旨いと思ったシャグの銘柄や好みの系統
✓上記+α、苦手な銘柄・系統を明確にする
これら自分の好みをハッキリさせてから、始めるのがおすすめです。その後に
✓どんな味わいや香りにしたいのか
✓喫味の強さはどうしたいのか
✓旨いと思った銘柄に何が足りなかったのか?
✓出来上がったブレンドには何を外したくないか
✓何のシャグをベースとするか?
等、コンセプトを決めていけばいいと思います。
フィルターやペーパー1つでも変化があるので、ブレンドが出来る様になると、手巻き煙草の世界がもっと楽しくなりますよꪔ̤̱ꪔ̤̱ꪔ̤̱ { ♪♪
ちなみに失敗の少ないシャグのブレンドだと
無加香シャグ✖️フレーバーシャグ
の組み合わせ。慣れてきたら
フレーバー✖️フレーバー
フレーバー✖️スワレ系
多種類のシャグのブレンド でも、どんどん挑戦してみてください。
さて、話しが逸れましたが
実際のブレンドのやり方・手順のご紹介です。
━━ブレンドの方法・手順━━
基本:シャグの混ぜ方
混ぜる方法は千差万別。
人によって様々なやり方が存在します。
勿論これも自己流となりますが、均等に混ざる基本の方法なので
全てでなくとも「ここだけ真似してみよう」等、少しでも参考になれば幸いです。
✯必要な物
✓ブレンドするシャグ
✓トレイ
✓ハサミ
✓ヘラ…無くても可
《1》トレイに広げたシャグをハサミでざっくり切る
…シャグが長いと混ぜムラがでます。ざっくりで良いので、量によって適度に切ってください。写真のシャグの場合は5回ハサミをいれました。
今回使ったシャグは左から1:2
(左)ハイタバコDF(右)チョイスダークチョコレート
《2》ヘラ等で3等分に分け、混ぜる
…ヘラがあると、分ける時や粉シャグをまとめる時に便利ですが、無くても大丈夫です。
手でもいいので3等分に分け、それぞれ分けた左右のシャグをよく混ぜ合わせます。
(ちなみにこのヘラは100均で買ったプラ板を切ったもの)
《3》混ぜたシャグを1つにまとめ、2に戻りもう一度。
…一往復したら充分混ざっていますが、量が多い時は2と3を何度か繰り返せばok(*•̀ㅂ•́)و✧
《4》後は普段通り巻いていけば完成です
…今回は気分転換にリコリスペーパーと、普段通りRawクラシックで巻き上げました。
応用:フィルター側に少量置く
フィルターギリギリ迄吸わない方や、ベースとなるシャグの喫味をそのままに、香りだけを乗せたい方におすすめ。
✓アクセントで乗せたい香りのシャグを少量、フィルター側に置けばいいです。
応用:ダブルフィルターの間に置く
ベースの喫味を軽く、かつベースとなるシャグにアクセントで香りを乗せたい方におすすめ。
フィルター側に少量置く方法と同じ効果が得られますが
こちらはフィルターを2つ置く為に、ベースの喫味がマイルドになります。
✓ダブルフィルターにするか、長いフィルターを半分に切り、2つ並べたフィルターの間に乗せたい香りのシャグを少量入れる。
写真の使い回しで申し訳ありません( ;꒳; )
応用:ペーパーorフィルターを変える
ブレンドは出来たけど、あと一歩何かが足りないといった時に……
また、喫味をほんのり変える方法です。
✓薄ら甘みを足したい時や、喫味を僅かにマイルドにしたければリコリスペーパー
✓タール等の喫味が軽い(吸いごたえが無い)、もしくはもっとダイレクトに香喫味を味わいたければ、ペーパーチップやペーパーフィルターを
✓タール等の喫味が重い時(吸い疲れや、吸いごたえがあり過ぎる)、もしくは全体的な香喫味を抑えたければフィルターを長いものや、ダブルフィルターに
✓雑味が気になる時にはカーボンフィルター
✓火付き・火持ちの悪さが気になるならフリーバーニングのペーパー
✓紙の焼ける匂いが気になる時にはスローバーニングペーパー
✓メンソールのシャグは使いたくない、または持っていないけれど、スッキリとさせたければメンソールフィルター
✓吸口に甘味、そして僅かなフレーバーを足したければフレーバーペーパーを
☻ ワンポイント
…ブレンドの方法とはあまり関係ありませんが、知っておくといい事。
✓フレーバーや、煙草葉の旨味や甘味を出きだしたい。また辛味をマイルドにしたければ、シャグの状態の時に加湿をしっかり
✓その逆で、辛味やキックがもう少し欲しければ加湿を控える
✓過加湿気味のシャグには、乾燥気味のシャグを合わせるといい
✓巻きだめした手巻き煙草は乾燥すると喫味が変化するので、密閉容器あるいはタッパーで保存。密閉が弱いものにはヒュミディパックを入れておく
✓ただし巻き上げた状態で加湿し過ぎると、相性によってはフィルターやペーパーが水分を吸いすぎてしまい、ドローや火付き・火持ちが悪くなるので適度に
✓出来れば巻きだめしたものは、1〜2週間以内に吸うのがベター
【最後に】
ざっと一般的なものをあげてみましたが、いかがでしたでしょうか?
既製品の紙巻とは違い、手巻き煙草には決まったルールや形はなく、自分の好みに合わせる数多くの工夫や方法が存在します。
自らの手で、最高の1本が出来た時はそれはそれはもーう、喜びもひとしおです。
苦にならない自分に合った方法が見つかると、より気楽に出来るかと思いますので
少しでも、皆さんのお役に立てば幸いです。
それでは、最後となりますが
ここまで読んで頂きありがとうございました。
皆さん、良い喫煙LIFEを〜\❤︎/